良い意味で考えさせられるX-Pro1 すでにX-Pro2の噂が・・
2012年 08月 24日
そう、FUJIFILM S5PROがそうだったように・・・。
恐るべしX-Pro1の実力!
一眼レフのサブカメラとしても使えて趣味用のメインカメラとしても使える小型のカメラを必要としていた。当時発売中のものではSONY NEX-5Nが小型であるしAPS-Cということで画質(高感度なども)も良く愛用させて頂いた。その後、もっと操作系を使いやすくしようとNEX-7を予約・・・。
それが、久々に「感」とういうものが働き、発売日と同時にFUJIFILM X-Pro1を手にしていた。
・・・
FUJIFILM X-PRO 1 + XF35mmF1.4 R
感想は、ひとことでいうと「面白い」!
サブカメラとしてはボディが少し大きく感じるX-PRO1だが見た目以上の軽さ。写真を撮るためのもっとも重要なほとんどの操作を、絞りリングやダイヤル操作でまかなえる・・・そう、被写体から目を離すことなく指先だけで操作を完了し撮影体制に入れるというあたりが楽しさを増す。この辺は昔のレンジファインダー譲りなのだろう。これら撮影までの一連の操作は実際はほとんど同時進行で撮影するのですが、シャッター半押し状態で絞り(F値)やシャッタースピードを変えられない点はマイナス。ここは改善してほしい(露出も変えられない)。もうひとつ、MモードでシャッターとF値を固定した場合は露出ダイヤルを回すことでISO感度が変わると撮るまでの時間の短縮ができで気持よく撮れる(NIKON機のように)。また、デジタルカメラとして考えた場合、今時ならばWBなど色温度はケルビンの数値をダイヤルで素早く操作できると最高に良い。シャッターの音は静かで優しくて品があり心地よいフィーリングでついつい意味も無く押したくなる。自然と気持ちが穏やかになり良い写真へと繋がりそうだ。難はAF・・・遅いだけならS5PROで慣れているけど合焦しないことも多く、お世辞でも褒められたものではないが、合った時はピタリと正確に合う。フィルムを選べるように仕上がりを変えられることも面白さのひとつですが、何より仕上がりのレベルの高さは孤高の存在でしょうか。
さて、忘れてはならないのは、これは写真を撮るための道具であり体の一部となるものである。
人が、人の感性が撮っているのではなくカメラに撮られている感が強い高速連写が可能な最近のカメラは何も考えずフルオートで簡単に撮れてしまう。けど、X-Pro1のクセやマイナス点を騙して撮ることも楽しく、そして実際の絵を見たときの感動はまた至福のものへと繋がり達成感や幸福感に満たされる。「人が撮っているんだ」という気持ちにもなりやすい。
私の感じるところ、人肌は最高であり、もっとも難しい夕焼けの微妙な色合いはデジカメ中では最高ではないかと・・・そう、マジックアワーの色が絶妙。デジタルではなかなか捉えることの難しい色も捉えられており正確な表現力でもある。つまりは、最初の難を越えると出てくる絵に惹かれるのです。
PROVIA・・・見た目に忠実。夕方の微妙な色のグラデーションを普通に難なく表現する。デジタルにしては階調滑らかフィルムっぽい。
ASTIA・・・人肌柔らかな階調だけどメリハリもあるという相反するものを調度良い具合に表現できるFUJIFILMマジックだろう。
VELVIA・・・いわずと知れた独特な色調で鮮やかなFUJIFILMの特権である。
ProNega・・・渋い印象。SoftとHighがありHighはドラマチックでぞくぞくっとするほど気に入りました。
いずれもデジタルチックな絵ではなく、今あるデジカメの中ではリアルに光や色や空気を再現できるものではないかと感じています。世間的にあるとすればライカなのでしょうか!?使ったことがないのでわかりませんが。価格もまったく違いますね。
色など表現力は最高レベル、解像感はフルサイズを凌ぐ通りで随逸の性能だし高感度にも強い。これはメインカメラにしたいと考えさせられます。某社からシステムの移行を考えているこの頃です。そんな最中、X-Pro1が登場してまだ1年も経ってないのに早くもX-Pro2の噂が出ていますがどうなのでしょう!?
こちら > X-Pro2
恐るべしX-Pro1の実力!
一眼レフのサブカメラとしても使えて趣味用のメインカメラとしても使える小型のカメラを必要としていた。当時発売中のものではSONY NEX-5Nが小型であるしAPS-Cということで画質(高感度なども)も良く愛用させて頂いた。その後、もっと操作系を使いやすくしようとNEX-7を予約・・・。
それが、久々に「感」とういうものが働き、発売日と同時にFUJIFILM X-Pro1を手にしていた。
・・・
FUJIFILM X-PRO 1 + XF35mmF1.4 R
感想は、ひとことでいうと「面白い」!
サブカメラとしてはボディが少し大きく感じるX-PRO1だが見た目以上の軽さ。写真を撮るためのもっとも重要なほとんどの操作を、絞りリングやダイヤル操作でまかなえる・・・そう、被写体から目を離すことなく指先だけで操作を完了し撮影体制に入れるというあたりが楽しさを増す。この辺は昔のレンジファインダー譲りなのだろう。これら撮影までの一連の操作は実際はほとんど同時進行で撮影するのですが、シャッター半押し状態で絞り(F値)やシャッタースピードを変えられない点はマイナス。ここは改善してほしい(露出も変えられない)。もうひとつ、MモードでシャッターとF値を固定した場合は露出ダイヤルを回すことでISO感度が変わると撮るまでの時間の短縮ができで気持よく撮れる(NIKON機のように)。また、デジタルカメラとして考えた場合、今時ならばWBなど色温度はケルビンの数値をダイヤルで素早く操作できると最高に良い。シャッターの音は静かで優しくて品があり心地よいフィーリングでついつい意味も無く押したくなる。自然と気持ちが穏やかになり良い写真へと繋がりそうだ。難はAF・・・遅いだけならS5PROで慣れているけど合焦しないことも多く、お世辞でも褒められたものではないが、合った時はピタリと正確に合う。フィルムを選べるように仕上がりを変えられることも面白さのひとつですが、何より仕上がりのレベルの高さは孤高の存在でしょうか。
さて、忘れてはならないのは、これは写真を撮るための道具であり体の一部となるものである。
人が、人の感性が撮っているのではなくカメラに撮られている感が強い高速連写が可能な最近のカメラは何も考えずフルオートで簡単に撮れてしまう。けど、X-Pro1のクセやマイナス点を騙して撮ることも楽しく、そして実際の絵を見たときの感動はまた至福のものへと繋がり達成感や幸福感に満たされる。「人が撮っているんだ」という気持ちにもなりやすい。
私の感じるところ、人肌は最高であり、もっとも難しい夕焼けの微妙な色合いはデジカメ中では最高ではないかと・・・そう、マジックアワーの色が絶妙。デジタルではなかなか捉えることの難しい色も捉えられており正確な表現力でもある。つまりは、最初の難を越えると出てくる絵に惹かれるのです。
PROVIA・・・見た目に忠実。夕方の微妙な色のグラデーションを普通に難なく表現する。デジタルにしては階調滑らかフィルムっぽい。
ASTIA・・・人肌柔らかな階調だけどメリハリもあるという相反するものを調度良い具合に表現できるFUJIFILMマジックだろう。
VELVIA・・・いわずと知れた独特な色調で鮮やかなFUJIFILMの特権である。
ProNega・・・渋い印象。SoftとHighがありHighはドラマチックでぞくぞくっとするほど気に入りました。
いずれもデジタルチックな絵ではなく、今あるデジカメの中ではリアルに光や色や空気を再現できるものではないかと感じています。世間的にあるとすればライカなのでしょうか!?使ったことがないのでわかりませんが。価格もまったく違いますね。
色など表現力は最高レベル、解像感はフルサイズを凌ぐ通りで随逸の性能だし高感度にも強い。これはメインカメラにしたいと考えさせられます。某社からシステムの移行を考えているこの頃です。そんな最中、X-Pro1が登場してまだ1年も経ってないのに早くもX-Pro2の噂が出ていますがどうなのでしょう!?
こちら > X-Pro2
by quattrophoto
| 2012-08-24 10:54
| X-PRO1,X-E1テスト